「茶は武蔵、山城、美作の国の産物」と、室町時代の書の中でも記されているように、茶園としての歴史の古い美作で伝統製法を守りながらのお茶の会社を夫婦で切り盛りしています。キースタッフさんとの最初の接点は、岡山県の商工会のセミナーでした。そこで登壇していたキースタッフさんの話が示唆に富み、主題にされていた6次産業化に魅力を感じたことから、お茶の加工化を相談することに決めました。
加工支援を行うコンサルタントの存在は周辺から聞いてはいましたが、キースタッフさんは意気込みが違うと、初段階から感じていました。弊社が扱うお茶という農産物は、加工に適している。けれど
も、ただ日持ちのする商品ができれば収益につながるわけではなく、地域特産を使っての商品は、地域に無いものを開発しなければ全国で戦えるものにならないと熱く語ってくれました。試作品をつ
くってくれることも新鮮な驚きでしたし、仕上がるまでに何度相談しても、図々しく突然に意見を求める連絡をしても、すぐにちゃんと答えてくれるんです。これは良いことになるはずという安心感を
完成前から得られていたことは大きかったですね。キースタッフさんの熱心さにリードされて、最初の相談から1年後には独自の商品をローンチできたんですよ。びっくりの効率ですよね。パッケージのデザインもお願いしつつ、会社のロゴもつくってもらったんです。キースタッフ社長の野口さんが自分でデザインしてくれまして、ロゴの使い方などのレギュレーションも丁寧に教えてくれました。おかげさまで、加工商品も会社のロゴも大好評です。ちなみに、パスタソースの「茶ノベーゼ」とメレンゲの「茶れんげ」は、売り場で「えっ!?」と振り返ってもらえるインパクトがあるのですけど、このネーミングは伊藤副社長からいただいたものなんです。
最初の加工化の成功で満足せず、もっと利益を生める独自化やその継続、社会の変化に応じた施策など、キースタッフさんは間口が広いですから、これからも頼っていこうと夫婦の意見は一致しています(笑)。
#フード・アクション・ニッポンアワード2018受賞
#伝統と革新を融合した商品開発
#個性を伸ばすブランディング
#メディアの取材多数
#商品回転率のアップ
#商談会ブースのレイアウト・デザイン設計
#いつでも気軽に相談できるフォロー体制
#マーケティングを取り入れた6次産業化
#茶ノベーゼの誕生