我が盛田ファームは、私が個人事業主として家族と営んでいる農家で、100種類以上の野菜をつくっています。東京など都市部のシェフのリクエストに応えながら作物を増やしてきたのですが、私の代となってからは、鎌倉野菜の生産者であることを強みにもっと業容を広げたいと考えていました。特に、良質の野菜をつくるだけにとどまらず、加工品を手掛けたいと考えていたのですが、自分がつくる野菜をちゃんと知ってくれる人に頼みたいし、レシピ化には時間がかかるだろうし、何かと難しいかもしれないと逡巡していました。そんな頃に、キースタッフ創業者のブログに触れる機会があり、地方の農家を温かい目で見ていて、個々の想いを汲み取った活動をしている会社と知りました。たまたま、地元の仲間で「味噌屋 鎌倉INOUE」の井上シェフがキースタッフさんと既知の間柄だったことから、知り合うことができたんです。
温暖な鎌倉で安定して生産できる野菜を活かせて、年間を通じてマーケットで戦えるものとしてはドレッシングが最適と考えている旨をキースタッフさんに伝え、その1年後には、もう商品化すること
ができました。レシピ化は井上シェフに担ってもらい、その期間は3ヶ月、その後の9ヶ月で妥協のないドレッシングをローンチできたのは理想を超えるプロセスでしたね。初めての加工品へのトライだったわけですが、おかげさまで売れ行き好調でして、取り扱ってくださる店舗さんもどんどん増えています。
愛する鎌倉のこれからの担い手となる今の子供たちにとって、農業は就きたい職業になっていないと思います。そんな中、新しい目標が生まれました。現状に満足することなく、もっともっと売れるものをつくって、地域の中で教えられる人になりたい。そうすることで、次世代に鎌倉の農業を繋げたいんです。日本は、個人の農家の法人化や、企業に農業をさせようとしている傾向があります。でも、「家族農業」ってとても良いものなんですよ。そのことを地域や子供たちに知ってほしいし、個人事業主のことも熱心に支援して
くれるキースタッフさんとはこれからも仲良くしていきたいですね。
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